【ピアノ初心者】音を伸ばすペダルの踏み方を簡単に解説!『ダンパーペダル』を使いこなそう

はじめに

初級から中級の曲に挑戦しようとすると、ペダルの操作が必要になってきます。

今日はこのペダルの中でも、最も使用頻度の高い『ダンパーペダル』について考えていきましょう。

ペダルとは

ピアノのペダルは2本もしくは3本あります。一般的に「ペダルを踏む」といった時には、一番右の『ダンパーペダル』を踏むことになります。

『ダンパーペダル』はグランドピアノでも、アップライトピアノでも共通です。 左のペダルと真ん中のペダルは、グランドピアノとアップライトピアノでは効果が違いますが、かなり難易度の高い曲でない限り、これらのペダルは使わないので、まずは、右の『ダンパーペダル』の使い方を覚えることが重要です。

足のどの辺りで踏むか

右足の親指と人差し指の付け根から少し足の内側部分が、ペダルの手前3分の1あたりに乗るようにします。「親指の付け根の辺り」の部分というのがポイントです。

ペダルが完全に隠れてしまうくらい足全体で踏んでしまったり、つま先だけで踏んでしまうとうまく体重がかからないので、いい位置を見つけましょう。

踏み方

ペダルを踏んだり離したりするときは、かかとを軸に足の上下運動をします。

かかとを床につけないままペダルを踏むと、右足全体に変な力が入ってしまうので、必ずかかとをつけた状態で踏むようにしましょう。

最初は特に「グッと一瞬で」踏み込むことを意識しましょう。

踏み込みが遅いと音が綺麗に伸びない場合があります。

また、意外と重たいので中途半端なところで踏み込むのを辞めてしまう方もいるのですが、100%踏み込んでください。でないとこれも音が綺麗に伸びなかったり、中途半端に音が途切れたりしてしまいます。

元に戻す方法

踏み込むのとは逆で、「パッと一瞬で」元に戻せるまで訓練します。

といっても、ペダルからいきなり足を離してはいけません。バネの勢いに任せてガツンと戻すのではなく、足はペダルに接触したまま一定の力で弱めながら「優しく+素早く」戻すイメージです。

また、完全に戻すことを意識してください。少しでもペダルを踏んでいる状態でいると、音が伸びっぱなしになったり、次に弾いた音も伸びてしまう場合があります(これを「ペダルが濁る」と言います)。

意外と、踏み込む時よりも繊細で難しかったりします。

踏むタイミング

通常、ペダルを踏むタイミングは音を鳴らした直後です。

簡単に文字化すると、以下のようなステップになります。

  1. 鍵盤を押して音を鳴らす
  2. ペダルを素早く踏み込む
  3. 指を離す

上記の3ステップを、最初はゆっくり練習してみましょう。慣れてきたらだんだん早くしていきます。

連続して踏むとき

踏むタイミングに慣れてきたらさらに、1音ずつ伸ばす練習もしてみましょう。

2音をペダルで伸ばして鳴らすときは、以下のような手順になります。

  1. 音を鳴らす
  2. ★ペダルを素早く踏み込む
  3. 指を離す
  4. ★ペダルを素早く離す
  5. 次の音を素早く鳴らす
  6. ★ペダルを素早く踏み込む
  7. 指を離す

★のステップを素早く行なうのがコツです。

足が、手の指の「時差で踏む」感覚です。

例えば右手で「ド(1)」と「レ(2)」を弾いて、上記のステップに従ってペダルをつけてみてください。←()内は指番号です。

※ステップ3~6を、0.1秒くらいの高速でできるようになったら、慣れてきたといっていいでしょう。「時差で踏む」感覚がつかめてくると思います。

最後に

今回は、『ダンパーペダル』の操作についてお話ししていきました。

ペダル操作が上手くなると、曲の表現性が上がりますし、できることがたくさん増えてきて一層ピアノの演奏が楽しくなってきますよ。

是非チャレンジしてみてください。

案外、ピアニストの足元がせわしなく忙しいことがわかるでしょう!