オンラインでピアノレッスンを受ける〜リアルタイムレッスン編②アプリ〜

インターネットでオンラインピアノレッスンを受けるには2種類の方法があります。

「リアルタイムレッスン」「オンデマンドレッスン」です。

今日は、「リアルタイムレッスン」の時の②アプリについて話したいと思います。

アプリ

安定した通信環境

まず、Wi-Fiなどのオンライン通信環境は必須です。

オンラインの環境は、それぞれのWi-Fi速度や使用端末などによって、家庭ごとに差が出るのが現状です。どうしても通話にタイムラグが発生したり、音声や映像がストップしたり乱れたり、ということも起こります。できればスマホよりもタブレットなど大きなディスプレイを用意したり、十分なWi-Fiの速度を確保するなど、ストレス軽減の工夫をできるとよいですね。

タイムラグはやはり少し感じるものと考えた方が良いでしょう。無線の環境より有線の光など高速回線の方がディレイ(遅延)が少ないと思います。

例えば、演奏の拍が早くなった時など、対面のレッスンなら一緒に拍を数えて直すことができますがオンラインレッスンでは一緒に拍を数えてもタイムラグが生じてズレてしまいます。

先生のお手本演奏の途中で止めて欲しいところで声をかけてもタイミングがズレてしまいますので、細かいフレーズに分けて指導してもらうなど、先生に工夫してもらえるよう要望しても良いかもしれません。

Web通話アプリ

おなじみのアプリから最近注目されているアプリまで、オンラインレッスンで利用できるアプリをご紹介します。先生が推奨するアプリが基本となりますが、もし使いづらいと感じるときは相談の上、色々試して見てご自分にあったアプリをぜひ見つけてみましょう。

LINE(ライン)

通常のやり取りはLINEで行っている人がほとんどではないでしょうか。LINEでも、ビデオ通話機能を使って、オンライン・レッスンを行うことができます。LINEのビデオ通話機能を使って問題なくレッスンできます。ZOOMやSkypeと違って、ログインする必要がないので、どうしても「複雑なアプリが苦手…」という方におすすめです。LINEアプリが入っていると、レッスンや連絡のやり取りにも便利ですね。

ZOOM(ズーム)

ZOOMとは、ビデオ・WEB会議用アプリケーションです。最近では、ZOOMを使ったテレワークや飲み会など、様々な用途で活用されています。レッスンを受講する生徒側はIDの発行が必要ないのでプライバシーを不必要に晒すこともないということで便利です。チャット機能もあるので、うまく使って行きましょう。理由があってLINEを入れたくない方は、ZOOMでのレッスンとメールでのやり取りを検討すると良いと思います。

ZOOMは使うデータ通信量が、後ほど紹介するSkypeよりも少ないため、インターネットがあまりよくない環境でも通信が比較的安定するようです。また、先生がZOOMでミーティングを作成しURLを生徒に送信すれば、生徒はそこからアプリをインストールするだけなので、気軽に始めやすいかと思います。

ZOOMは元々ミーティング向けに作られているので、電話をする形ではなく、ミーティングルームに入るという形です。ミーティングルームは自主的にクリックして入室するという形なので、レッスン時間に事前に教えてもらっているURLをクリックして入室するだけです。また、端末の画面共有で先生とデータをやり取りできます。ただ、少し圧縮されて音が変化したり飛んだりすることがあります。

ZOOMは、簡単な操作でレッスンの録画や録音ができます。レッスンの復習などに活用して見てはいかがでしょう。録画ができるのは基本的に主催者のみですので、生徒さんは先生に許可を得て録画できるように設定してもらいましょう。

Skype(スカイプ)

Skypeは、世界中で長年使われいる無料の音声通話、ビデオ通話のアプリで認知度は抜群です。Skypeはお互いにインストール後ユーザー登録をする形のため、少しだけ手間がかかります。レッスンを始める際は、ユーザー名などからお互いを友人に追加し、承認されたらレッスンを開始する形となります。

チャット機能を使えば、オフラインでも楽譜などのファイル送受信ができるので便利です。ただし、Skypeは使うデータ通信量が大きいため、ある程度の回線速度を確保しておかないと通信が不安定になりがちなので注意が必要です。メリットとしては、データ通信量が大きいだけあり、音飛びなどが少ない印象です。(相手の先生の環境にもよるかもしれません)

SYNCROOM(シンクルーム)

SYNCROOM(シンクルーム)とはヤマハが提供している、リアルタイムでセッションできる無料アプリです。これをレッスンに使う先生も増えているということです。メリットとしては普通のアプリだとディレイ(遅延)が発生してやり取りが困難な場合がありますが、オンラインセッションに特化して開発されたこのアプリは、レイテンシ(ディレイ)が少ない設計のようです。さすがヤマハさんの開発だけあって使い心地もいいと評判のようですのでこれからじわじわと浸透してくるのではないでしょうか。ちなみにもともと、「NETDUETTO(ネットデュエット)」という名前で愛されてきたツールでしたが2020/6/29から「SYNCROOM(シンクルーム)」という名前に変わりました。

ただ、このアプリは音声のみのやりとりとなります。ですので、先生と一緒に弾いたり、グループで連弾したり、他の楽器と合わせてレッスンしたりする時など、補助的に使う場面が多いのではないかと思います。

Facetime(フェイスタイム)

iPhone・iPad・MacBookをお持ちの方とは、FaceTime(アップル製品のみ対応)を使ってレッスンする先生もいます。プラスな点としては、手軽なこと。普段使っているアプリを使うという面で、インストールの手間が省けます。マイナス点は、音質です。少し音質が気になります。そのため、あまりピアノレッスンに向いていないかなという印象です。Facetimeに関しては、チャット機能がないのが不便なのと、対象がアップル製品のみに限られます。

Whatsapp(ワッツアップ)

Whatsappは、ヨーロッパでよく使われているLINEのようなアプリのことです。これも、少し音質が気になります。そのため、Whatsappでのピアノレッスンはあまりピアノレッスンに向いていないかなという印象ですがもし先生が推奨されていた場合は、レッスンを受けてみて音質に難がある場合は他のアプリをご相談してみましょう。

最後に

アプリを使ったことがない方は、最初は不安なことも多いとおもいます。不安な部分は先生に早めに相談してなるべくストレスなくレッスンを受けられるよう心がけたいですね。

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