オンラインでピアノレッスンを受ける〜リアルタイムレッスン編①機材とやり方〜

インターネット上でオンラインピアノレッスンを受けるには2種類の方法があります。

「リアルタイムレッスン」「オンデマンドレッスン」です。

今日は、「リアルタイムレッスン」の時の①機材とやり方について話したいと思います。

目次

リアルタイムレッスンとは

→先生と画面越しに、その場でやり取りするレッスン。

オンラインレッスンというとこの形式がほとんどです。その場でリアルタイムにオンライン上で対面レッスンします。

こんな方にオススメです

  • 仕事、学校、育児などでレッスンに通う時間が取れない
  • 近くに通うことができるピアノ教室がない
  • 送り迎えしなければ教室に通えないお子さんをお持ちの方
  • パソコンやスマホ、タブレット等の扱いに慣れている方
  • テレワークやオンライン飲み会等でWeb通話アプリを既に使われている
  • 教室通いはハードルが高いと感じる未経験者の方

こういった方は、オンラインでのリアルタイムレッスンがオススメです。どなたでもオンラインレッスンを始めていただけると思います。

必要なもの

ピアノ、キーボード

グランドピアノやアップライトピアノのようなアコースティックタイプをお持ちでない方は、電子ピアノやキーボードでもレッスンは可能です。

もし心配な方は、レッスンを受講する前に気になるレッスンの教室の先生にどういった楽器が最適かメールなどで問い合わせてみてください。

スマートフォンかタブレットかパソコン

先生からの見え方は変わりませんので、使いやすいもので大丈夫です。画面は大きい方が見やすいですね。

設置方法について。

  • 顔を写せる位置(会話するとき)
  • 鍵盤を写せる位置(演奏をするとき)

を事前に決めておくとスムーズにできると思います。この時にできればあった方が良いのが「三脚」です。

場所を決めるときは「家の中のここはあまり映したくない、、、」なんていう事情がある場合もあると思うので、事前にチェックしてプライバシーに注意することも大切です。

できれば三脚(譜面台)があったほうが良い

スマホ、タブレット、パソコンを置く台があると良いです。三脚や譜面台が便利です。自撮り棒をガムテープで何かに固定させて、、、なんて方もいるみたいですよ。

自分の後ろ側から椅子や台に置いて、自分の弾き姿が先生側に見られる位置と、ピアノの譜面台の上など、先生の演奏を見るときや会話をする時の位置を決めてセッティングしておきましょう。

イヤホンもしくはヘッドフォン(無くても受講可)

イヤホンもしくはヘッドフォンがあればさらに良いと思います。内臓のスピーカーで聞くと、場合によっては先生の話している言葉や演奏が「もさっ」と聞こえる場合があります。オンライン通信の環境やソフトの環境によるのでなんとも言えませんが、聞こえ方はクリアになるはずです。

特に、複数台のデバイスを繋ぐときスピーカーの音が大きいと自らのマイクで音を拾ってしまいハウリングを起こしてしまうことも防ぐことができると思います。ただし、必須ではありません。大抵は先生が対策をしていると思いますのでご安心いただければと思います。

AirPods のようなワイヤレスタイプだと腕に絡まらず快適かもしれませんね。

ウェブマイク(端末に内蔵されていれば不要)

大抵、お使いになられる機器にはマイク機能を兼ね備えているものがほとんどだと思いますがもし機能がないパソコンなどを使用する場合は、外付けのウェブマイクが必要です。

スマホに接続する外付けマイクがあれば、より近くで綺麗に音を先生側に送ることができると思います。先生側の聞こえ方がどうか聞いて見て、考えてみるのもいいのかもしれませんね。

実際のレッスンの進め方

  1. まず日時Web通信アプリを先生と決めます
  2. 先生から必要な楽譜のデータ、写真を送ってもらう
  3. もしくは自分の弾きたい楽譜のデータ、写真を送る
  4. 時間になったら、Web通信アプリに接続する
  5. レッスンをする
  6. レッスン終了後、必要に応じて先生から楽譜の書き込みなどのデータをもらう

料金や支払い方法

1時間1000円や30分2500円など教室によってバラバラですが、対面のレッスンよりかはリーズナブル(安い)なところも多い印象があります。

先生にとってはその土地だけではなく全国の生徒さんに教える機会があるのでそのぶん価格を抑えてくれているところが多いと思います。生徒としての立場でも、場所にとらわれず好きな先生を見つけることができるのはいいですしお安くレッスンを受けられるのは嬉しいですね。オンライン化に伴い、レッスン料の受け渡し方法も多様化してきましたね。

  • 銀行振込
  • オンライン決済サービス(PayPalなど)
  • ネットショップ決済(BASEなど)

もちろん、ご近所のお教室ならば、下記のような方法もあります。

  • 手渡し
  • 郵便ポストにポストイン
  • 次回会ったときにまとめて(臨時のオンラインレッスンなど)

支払方法は教室によって様々ですので、事前に先生に確認しておくとスムーズにやり取りができるでしょう。

準備

これは余談ですが、準備が整っていると、レッスンまでスムーズにいくと思います。

  • 楽譜などをやり取りできるメールアドレスを事前に用意しておく
  • 複数のアプリをインストールしておき、操作方法を知っておく
  • スマホよりかはパソコンやタブレットの方が安定しやすい
  • できれば三脚や譜面台を用意しておく
  • 会話&演奏用のカメラアングルを事前に決めておく
  • 端末の縦横の画面ロックの外し方を知っておく(レッスンは横の場合が多い)
  • お互いの声が重なると会話しづらくなるので話を双方向でできるように(心構えですね)
  • 視覚的にもわかりやすいに、大きく相槌を打ったり、表情で反応できるよう(これも心構え)

最後に

オンラインでレッスンができる教室が増えたことで、海外の先生とのレッスンができたり、家で飼っている猫とともにリラックスしてレッスンできたり、これまでにはなかった新しいコミュニケーションも生まれているそうです。思っていたよりも楽しくレッスンできたという声もたくさんあるようです。

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