目次
はじめに
そこそこ楽譜に出てくる「付点八分音符」。
「ともだち讃歌(権兵衛さんの赤ちゃん)」など、民謡や有名な曲にもたくさん出てきますね。
よく出てきますが、最初はどうやってリズムをとっていいのかわからなくなることがあります。
付点八分音符を右手で弾いて、左手で伴奏した時、こんがらがっちゃう場合もあります。
苦戦の果て「リズム感ないのかなあ、、、」なんて自信を失ってしまう人もいるとか。
そんな初心者泣かせの「付点八分音符」の攻略法を、今回は考えていきたいと思います。
「リズム」を分解してみる
この付点八分音符を少し分解します。
「2/4(タア)」+「1/4(ア)」の2つです。
つまり「3/4(タアア)」です。
16分音符がタイで3つ繋がっていると考えてみてはいかがでしょうか。
曖昧になっていた「付点部分(16分音符)」を感じると、「3/4」のリズムが見える化できてきましたね。
そうするとどこまで伸ばしていいかがわかりやすくなったと思います。
「タッカ」セットで考える
付点八分音符のあとに16分音符が一緒に出てくることが多いです。
そんな場合はこのセットで感覚的に捉えるのもいいでしょう。
リズムは口で言うと「タッカ」です。
(1拍の中に「タッカ」を入れます。)
スキップしてる感じですね。
※「タアアカ」「タアンカ」とかでもいいですよ!
この「タッカ」のリズムはたくさん出てくるので、一度身体になじませておくといろんなところに応用できます。
では「タッカ」を身体になじませるにはどうするか。
訓練は普段からできます。
テレビで流れている音楽で、さりげなく「タッカ」を歌ってみましょう!
CDの曲に合わせて口ずさむのもいいでしょう!
メトロームでもいいでしょう。
最後に
音楽は、「旋律」「和声」「リズム」の3つの要素で形成されていると言われます。
リズムの練習は独学でどうやっていいのかわからないことが多いです。
「リズム感がないなあ」なんて感じる方は、メロディをつける前にリズムだけを「タ」や「カ」で歌ってみましょう。
リズムが完璧!になったら、右手や左手をつけて練習していくといいでしょう!