人見知りの改善には、ピアノ教室がオススメ!その理由と克服のポイントとは?

目次

はじめに

一度なってしまうとなかなか克服が困難な「人見知り」ですが、なかには、自分に自信を持てる「何か」を習得したり、趣味や習い事などの「作業」を通じて人見知りを克服したケースもあります。

ここではそんな人見知り克服にもオススメの習い事「ピアノ」について、なぜオススメなのかを考えていきたいと思います。ぜひ一度、思い切って体験レッスンなどに応募してみてはいかがでしょうか。

人見知りの症状

人見知りの具体的な症状は、

  • 初対面の人と会話できない
  • 対人恐怖症
  • とにかくすぐ緊張する
  • コミュニケーションが苦手

など、さまざまです。

自分自身で「自らを人見知りだと決めつけている」心の状態が引き金となっているみたいです。

人見知りの原因

では、なぜ「人見知り」になってしまうのでしょうか。

  • 他人の評価が気になる
  • 誰に対しても警戒心が強い
  • 未来に起こることへの不安
  • 一人の方がラク
  • 間違えてはならないという重圧感

過去のトラウマ的な体験や、本来の感じ傷つきやすい気質(HSP)などによって、心を閉ざしてしまったり、他人との交流を諦めてしまう方が多いです。しかし本当は、相手とうまく話したい・関わりたいと思っていることが多いです。

人見知り克服に「ピアノ教室」

人見知りでいると他人とコミュニケーションを取るだけで疲れてしまいますよね。この疲労感を少しでも和らげるためにこの症状を克服したいと考える方も多いはず。人見知りの克服の習い事に「ピアノ」がいい理由を考えていきたいと思います。

個別指導塾みたいなもの

子供の頃に個別指導塾で勉強を教わった方もいるかもしれません。ピアノ教室は1対1が基本ですので、個別指導塾や家庭教師と変わらないスタイルです。

極めてプライベートな空間でのレッスンが可能ですので、自宅外で1人の他人と会話できるチャンスだと考えることができます。

また、ピアノは大人の習い事としても一般的になりつつありますので、いろんな先生を選ぶことが可能です。コミュニケーションを安心して取れるかどうかは口コミや先生のブログなどで感じ取ることができるのではないでしょうか。

ピアノとコミュニケーションが同時に学べる「個別指導塾」だと思って、一石二鳥と考えて受けてみましょう!

「全員に好かれなくてもいい」と知る

人見知りは全員に正しくあったり、好かれないと不安になってしまうために起こる現象とも言えるのですが「好かれなくても仕方ないなあ」というある種の諦観ができるようになると克服できるようになってきます。

先生と仲良しになれば、悩みとかも気軽に打ち明けられるような関係になりますので安心してください。「他の人に少々わかってもらわなくてもいいやー」という気持ちにもなってきます。そんな突破口から人見知りを克服してみてはいかがでしょうか。

先生が合わなかったらきっぱり教室を変えることもできるので、音楽とコミュニケーションの両方が練習できる場としてピアノ教室を活用すればいいかなあと思います。

一番のオススメは、体験レッスンをして、入会前に「人見知り克服もしたい」などと先生に宣言しておくと良いかもしれません。了承してくれない先生は、まずいないでしょう。また、仮にそれを了承してくれなかったり、変な顔されたり誤解で咎められたりする先生であったとしたら、合わない教室を事前に選別できてよかったと思って、きっぱり他の先生に当たればよいのです。

「きっと分かってもらえる」と前向きに

私も経験があるのですが、人見知りだと根本的に「きっと理解してもらえない」「うまく伝えられる自信がない」という不安や不信感を持っています。これを払拭するには「わかってもらえるだろう」という未来に対する楽観視が大切です。

1対1の環境ですので、周囲の目や間違った発言などを気にせずにコミュニケーションをすることが可能です。先生という1人の「他人」に対して会話する練習だと考えればいいでしょう。

少々間違ったことを言ったとしても、それを咎められることはありませんので、安心できる環境で音楽の話やいろんな話をぶつけて人見知りを克服する練習試みましょう。

「会話は途切れて当たり前」と知る

先生との会話で途切れてしまうことがあると思いますが、先生は、他の生徒さんともたくさんコミュニケーションをとっている『ベテラン』ですので、気にせずレッスンを進めると思います。

途切れてしまったとしても、ピアノのことをなんでも質問してもいいので、会話の練習ができると思います。

そんな中で、「あ、会話が途切れてもそれほど気にしなくていいんだ」という安心感が生まれます。

また、雑談などで、あまり凝り固まって会話しなくても大丈夫と気付くかと思います。

そんなこんなで余裕が出てきたら、言葉のキャッチボール練習をやってみると良いかもしれません。投球の精度を高くなってきたら「よしっ!」と手応えを感じられるでしょう。

人見知り克服ワンポイント

次に、人見知り克服ワンポイントです。

以下のようなことを心がけながら先生と接していくと、人見知り改善のための訓練となるでしょう。

自分から挨拶をしてみる

人見知り克服の練習に「ピアノ教室」がオススメなのはわかったけれども、

初対面だとやはり緊張してしまうし、何を話したらいいかわからないから気まずい、、、なんて場合は、まず挨拶だけでも自分から発してみると良いです。

挨拶されて嫌になる先生はいないですし、会話内容を考える必要もないのでハードルが低いです。

聞き役になる

先生は、様々な角度から気持ちをほぐしてくれると思いますので、それに対して頷いたりするだけでも、コミュニケーションが取れると思います。時には話題を探ったりしてみると良いでしょう。

姿勢を正す

ピアノを始めると、弾く姿勢の部分からお話ししてくれるところもあります。弾いている時だけでも姿勢を良くして前を向くだけでも、気持ち的には、だいぶ印象が変わってくるものですよ。

最後に

人見知りは、脳に起きている現象と言われています。ですから、生活や思考習慣を変えていくことで、意識的、無意識的に少しずつ改善されていきます。

自己肯定感を持てる環境によって、徐々に自我が安定してきます。

ピアノ教室は淡々と接してくれる先生もいるし、おしゃべり上手な先生、褒め上手な先生など、様々なキャラクターの先生がいるので、最初は自分の自己肯定感を満たしてくれそうな先生を探すと良いかもしれません。

今ではオンラインレッスンをしている先生もたくさんいるので、インターネットで探してみて、ピンと来た先生の自己紹介やブログなどをよく研究することから始めると、前に進めると思います。

そして、「いいな」とおもったら、メッセージやメールを送ってみて反応を見てみるのもいいですね。

最後に、先生の立場として話しますと、感情をあまり表に出さない生徒さんを指導する時は半年~1年以上はあいさつが会釈だけでも、返事が頷くだけでも、真面目にレッスンを受けていらっしゃれば、生徒さんのペースを尊重するように心がけます。無理に距離を縮めるとかえって喋りづらいと思うので、適度なボールを投げつつ、弾いてくれる音で変化を感じとるようにしています。

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